美人(びじん)とは、容貌の美しい人物をさす言葉。もともとは人と言う漢語が、主に男性を社会的に指す言葉であったことから、古語では、女性ではない(例えば、美しい少年は「美少人」と呼ばれた)。女性の場合は美女(びじょ)という言葉を用いた。近世以降、男性の場合は美男子(びなんし)と称されることが多くなり、やがて近代に入って「美人」が専ら美女を指すようになる。なお、未成年者に対しては、それぞれ美少年、美少女と呼ぶことが多くなっている。
文化や時代によって美人ないし美女の基準は異なる。過去には美人(美女)の代名詞的存在(銀幕女優の山本富士子など)がいたが、同じ地域でも時代により美人の定義は変化し、同時代であっても地域・文化圏の違いによって基準は異なる。また、ある共同体での一般的な美人像が全ての個人に共通している訳ではない。価値観の多様化が進んだ社会であれば美人に対する基準にも個人差がある。
